白井松器械は、1872年の創業以来、約150年に渡り医療器械商・医療機器メーカーとして多くの実績を積んできました。主力商品である解剖・病理関連機器では、病理検査室を持つ全国ほぼすべての主要病院とお取り引き実績を保有。また、理化学機器の分野では大手製薬会社、大学への提案・お取り引きを継続しています。
長年、理化学・病理・解剖分野に特化し、事業を展開してきたことにより、ニッチながらもこの分野ではナンバーワンの知識・ノウハウ・対応力を持っていることが私たちの強みです。社員一人ひとりの知識・経験を結集し、お客様のさまざまな要望に応えることを大切にしています。
明治19年には内外の諸器械集録の初版カタログを
発行し医学界でも重宝された。
昭和10年頃には社内において医理科機器展示室を
設置した。
昭和16年に電子顕微鏡を展示会に出品した。
変化の激しい時代。感染症への対応、医療・研究現場の働き方改革など、理化学・病理・解剖の
分野でも、課題やニーズは刻々と変化しています。
このような新たな課題に対しても、これまで培ったノウハウと製品力ですばやく応えられるのが
白井松器械の力です。
例えば、当社が開発するバイオハザードを防ぐ解剖台は、感染症が流行する中、医療従事者の安全を守る機器として支持されています。また、テレワークが奨励されるなか、研究者の方々が重要業務に集中できるよう、実験工程を自動化する機器の提案も行っています。歴史がありながら、変化に柔軟に対応できること、これも私たちの強みのひとつです。
お客様の声を取り入れ、平成元年より感染のリスク低減が可能な解剖システムを開発した。
水平層流排気装置に画像の記録と管理ができるシステムを組み込み、作業を効率化できる装置を開発した。
ホルムアルデヒドから作業者を守るため、ホルマリン濃度監視モニターを開発した。
白井松器械は、理化学・病理・解剖製品のメーカーとしてだけでなく、国内・海外のさまざまな理化学機器・医療機器を販売する商社としての役割も持っています。
商社機能としての特長は、お客様の幅広いニーズに対応する豊富な製品ラインナップと、専売品も含む海外の最新機器の取り扱い実績です。
社内には貿易グループを設けており、海外の最新機器の情報を常に収集しています。海外メーカーへの調査・手配もフットワークよく行うことができるため、最新の情報や機器を必要とする研究者の方々のニーズにすばやく応えることができます。
明治中期頃、英国(ベック)から双眼顕微鏡(倍率600倍)を輸入していた。
英国(デソータ)から電動解剖ノコを輸入、国内で初めて電動解剖用ノコとして医療機器登録した。
近年ではイタリアのマイルストーン社と提携し、最新の医療機器や装置の輸入を開始した。
自社ブランドとして独自性の高い「HANDEX(ハンデックス)」ブランドを展開するほか、機器の選定・組み合わせ、レイアウト、施工まで、実験室・検察室をトータルにコンサルティングで
きることも特長です。
お客様の目的や予算、実験室の規模等に応じて、製品を組み合わせ、個々の課題に合った最適な
ソリューションをご提案。ニッチな課題であっても、一人ひとりのお客様に寄り添い、悩みを
解決する製品やサービスを提供することを心がけています。
臓器にホルマリン液を注入するために使用していたイルリガートルや注射器の代わりに、薬液をポンプで注入できる卓上小型装置を開発した。
剖検室の省スペース化を行うため、バイオハザード対策も可能な移動式解剖台を開発した。
お客様の要望により、病理室と手術室の移動時に顕微鏡等の転倒リスクを低減できる専用カートを開発した。
理化学機器、分析機器、医療機器、環境設備製品、医薬部外品、化学工業薬品など最適な製品をご提案し、 お客様の問題解決のお手伝いをさせていただきます。
病理、剖検(解剖)、法医分野の関連製品など最適な製品をご提案し、 お客様の問題解決のお手伝いをさせていただきます。
ホルマリン/FA対策、感染対策製品、脱臭・除菌装置、作業負担を軽減
する装置など、お客様の作業環境を改善する製品をご提案いたします。
病理検査室や剖検(解剖室)、新大学・新学部(学科)の設立・増設、 移転のお手伝いをさせていただきます。